うさぎ組

ソフトウェア開発、チームによる製品開発、アジャイル、ソフトウェアテスト

#HDIfes でテストの入門的な話をしてきた。

スライド

http://goo.gl/vWaF3

イベントについて

イベントページみてください。

発表の感じ

先人が作り上げて来たソフトウェアテストや品質といったもののエントリポイントをいくつかとりあげてみました。
テスト系の人がいない中で、テストの話をするというのは結構チャレンジングでした。
今回参加した人達がソフトウェアテストについて共通して悩むとしたらテストがうまくいっているかいないかの基準がわからないといったことだと思い、それらの助けになるようなテストの手段以外のところを出来るだけ話として盛り込みました。


他の人達の発表がテストの手段(発表内では目的や効果についても言及されていました)の話が多かったのでバランス的には少しとれたのかなぁと思います。


スライドでも意味はなすのですが、項目それぞれに対する僕の考えは基本的に発表しながら喋っているのでそこらへんは参加した人とか、僕にあったときにでも聞いてください。

補足

このイベントで他の方達がたくさん話されていた○○テストというのは、僕が話したテストタイプやテストタイプの実装手段の話になります。
ソフトウェアテストの体系的な言葉に当てはめるという行為が不慣れかもしれませんし、業界で分断されていると感じるかもしれませんが、個人的には「それはテストを勉強していない人のいいb(ry」とかまぁまぁありますが、のほほんと流しておきました。


全体的に、きょんくんの話は計画的にできるテストばかりだなぁという印象を持たれた方もいるかもしれませんが、それはたぶん僕の伝え方が不足しています。すいません。
テスト戦略の策定やテスト設計はヘビーにもライトにも行えるものです。ソフトウェア開発においてWordで設計書を書くか、ホワイトボードで済ませるかのように。


あとソフトウェアテストにはこの資料で話していないテストがたくさんあるわけで、レビューや探索的テストやモデルベースドテストなど様々です。

TDDを明確に定義する - うさぎ組】、【TDDを明確に定義する 2 - うさぎ組】の話は結構よかったみたいで安心しました。
まぁ個人的には2012年でもかなり出来のいい記事だったのであーいった反応は嬉しいです。

イベント自体

他の方の発表は目新しいといったものはなかったのですが、一度も話した事の無いような業界の人達の生の声を聞けたというのがとても大きな経験になりました。
もちろん発表はどれも面白かったです。

ほとんど知らない人だったので、大丈夫かなぁと思っていたのですが、発表者は話しかけてもらい易いという利点が効いたようでいろんな方とお話ができてとても楽しかったです。


知らない方からは発表についての質問とかもされたり、逆に数少ない知り合いからは【TDDの自殺 #kyon_mmAdvent - うさぎ組】について質問を受けたりしました。
TDDの自殺の話をするとどうしても僕が考える次のテスティングフレームワークの話になってしまうので、そろそろ実装しないといけないなーって思う機会が増えました。僕のブログ読んでいる人からはだいたい質問受けるのよね。とってもありがたいことです。


またこういった機会があるととても嬉しいです。

最後に

今回のイベントを企画してくださった、DevLOVE HCDValue IGDAの皆様本当にありがとうございました。
また、僕を発表者に指名してくださった@さんありがとうございました。話した事の無い名古屋のうさみみエンジニアに講演を依頼する心象お察し致します。僕はとても嬉しかったです。
あと、当日の懇親会で出してもらったおにぎりが美味しかったです。つくってくれた人ありがとうございました。
会場をお貸しいただいた、国立情報学センター様もありがとうございました。