うさぎ組

ソフトウェア開発、チームによる製品開発、アジャイル、ソフトウェアテスト

スクラム道.09に参加してきた #scrumdo

なんかいろいろあって2012.04.09のスクラム道09に参加しました。
Workshop的なスクラム系イベントはこれが初参加だと思います。


テーマはインセプションデッキでした。
すすめてくださったのは@さん。


あんまりまともにメモをとっていなかったので詳細を覚えていなかったのですが、@さんがブログにしてくれていました。


スクラム道.09 に参加してきました。 #scrumdo - Change The Worlds


>>追記
Toggeterはこちら

スクラム道.09 #scrumdo - Togetterまとめ
追記<<


あんなに大勢で意見を言い合うのは初めてだったので楽しかったです。
自分も含めてそうだったかもしれませんが、質問ばかりだったのが正直言うとあまりよくなかったかなーって思いました。
すんごく個人的な思いを言うと「どんなことが出来ると思うか?」「たのしさってなんだろう?」っていうのを念頭にもっと議論がすすめばよかったなーって思いました。いい事かどうかはわかりませんが。



本質とは外れるのですが、今回のイベントはまぁそれなりにオープンだったのでちょっと公開してみようと思います。
みなさんの意見の分析です。いつもは自分のあたまのなかで同じような事をやっているんですけど、たまには人に見せられるような形にするのもいいかなーって。
頭の中でやっているのは、

  • マトリクスで特性の分析
  • 依存関係の分析

をやっています。今回はマトリクスのほうを公開してみます。

インセプションデッキをつくりやすい雰囲気

  • 広すぎない部屋
  • おやつを持ち込む
  • 隣の人と話し合ってから発表
  • 発散したときに3つだけ発表してもらう
  • 視座を変える
対象\目的 自発的にさせる 協調的にさせる スコープを意識させる
会議する空間   広すぎない部屋  
個人 おやつを持ち込む   視座を変える、発散したときに3つだけ発表
メンバー間   隣の人と話し合ってから発表  

例えば、
空間×スコープのマスがないですよね。こういうのって多分視覚的なツールがうまくいくんだろうなー。
対象に時間がないけど、気にしないのかなー。
とかとか思いながら聞いている訳です。


スライドに欠ける情報をどうやって補足するか

  • ペルソナ
  • 競合製品情報の分析結果
  • 用語集
目的 対象者 実施するタイミング 補足方法
プロダクトを明確にする スライド作成の参加者 事前 ペルソナの作成
プロダクトを明確にする スライド作成の参加者 事前 競合製品情報の分析結果
プロダクトを明確にする スライド作成の参加者 事前 用語集の作成
プロジェクトに途中参加できるようにする 後日読み返す人 参加中 用語集の作成


こう見ると、プロダクトを明確にする以外に困っている事がないように見えます。
方法も事前作成のものが多かったですね。
「一番の問題がそうである」っていう可能性と
インセプションデッキを何度も作った事がある人があまりいなかった」という可能性があります。



インセプションデッキにもう一つ追加するとしたら何か

  • 個人のゴールを設ける
  • 会社への貢献度 を明確にする
  • テスト戦略を策定する
  • プロジェクトの成功/失敗を定義する
対象\目的 モチベーション上げ 技術的要因を加速させる ビジネス判断をする
個人 個人のゴール    
チーム 会社への貢献度 テスト戦略 テスト戦略
プロジェクトの進行     プロジェクトの成功/失敗


マスが妥当すぎるので、これは僕の分析が下手であることを表しています。
もうちょっと違う分析が必要そうです。
マスの妥当性ではありませんが、技術的要因を加速させるための方法がもう少しあがってもいいのかなぁって思って聞いていました。


分析のつづき

更にやると各マスの具体的な方法とか優先度もここで考えたりします。
あとはマトリクスとは別に依存関係などをツリーにしたものをイメージしています。
人とか時期とか規模とかスキルとか思想とか難易度とかを含めて。


まとめ

次回も都合があえば参加させていただきたいです!スクラム道でもっといろんな話できるようになりたいですねー。