Geb 0.9.xの新機能紹介 #gadvent
はじめに
これはG* Advent Calendarの11日目の記事です。今日はGeb0.9系の新機能について書きます。明日はid:kyon_mm さんのGroovyでテストをテストする です。
概要
GebはWebアプリケーションのGUIテストライブラリで、Selenium WebDriverのGroovyラッパーになっています。 先日Geb 0.10の新機能は紹介したので、その前バージョンである0.9系で追加された機能を紹介します。ビルドツール連携やBrowserStack連携が強化されていますが、その紹介はまた別の機会に。
続きを読むGeb 0.10の新機能紹介 #gadvent
はじめに
これはG* Advent Calendarの5日目の記事です。今日はGeb0.10の新機能について書きます。明日はid:grimrose さんのRatpackについて です。
概要
GebはWebアプリケーションのGUIテストライブラリで、Selenium WebDriverのGroovyラッパーになっています。 最近Geb 0.10がリリースされたので、言語面における新機能を紹介します。ビルドツール連携やBrowserStack連携が強化されていますが、その紹介はまた別の機会に。
続きを読むIntelliJ IDEA14をインストールしたら設定すること(Groovy編) #gadvent
はじめに
これはG* Advent Calendarの4日目の記事です。今日はSpockの新機能について書きます。明日はid:kyon_mm さんのGeb 0.10の新機能について です。
概要
以前にIntelliJ IDEA 13で書いた「IntelliJ + Groovyでテストコードを書く毎日ですが、これらを設定しないと仕事にならない系ものをまとめてみました。」というやつをアップデートします。内容は変わっておらず、IntelliJ IDEA14のUIに合わせたという感じです。
各項目の「keyword」にあるものをIntelliJのメニューバーにあるHelp -> Find Actionで出てくる検索ボックスにいれると「この設定だよね?」って検索結果がでるので、それをクリックすれば一発で有効になります。また、Settingsでkeywordを入力するとそれっぽいものがフィルタリングされて表示されます。
IDEA起動時に最後に開いたプロジェクトを開く|開かない
keyword:Reopen last project on startup
- Settings -> Appearance & Behavior -> System Settings
- Startup/Shutdown -> Reopen last project on startup のチェックボックスをoffにするとIDEA起動時に最後に開いたプロジェクトを開かない。
- Apply
行番号を表示する
keyword:Show line number
- Settings -> Editor -> General -> Appearance
- Show line numberのチェックボックスをonにする。
- Apply
フリーカーソルをやめる
keyword:Allow placement of caret after end of line
- Settings -> Editor -> General
- Virtual Space -> Allow placement of caret after end of line のチェックボックスを外すとフリーカーソルが無効になる。
- Apply
エディタで表示しているファイルとプロジェクトのツリーの選択ファイルを同期する。
- プロジェクトを開いている状態で、projectの歯車をクリックする。
- Auto Scroll from Sourceにチェックがつく状態になるようにクリックする。
プロジェクトのツリーで選択したファイルをエディタに表示する。(ダブルクリックではなく選択で表示するようにする。)
- プロジェクトを開いている状態で、projectの歯車をクリックする。
- Auto Scroll to Sourceにチェックがつく状態になるようにクリックする。
Spockのラベルをハイライトする
- Settings -> Plugins
- Browse Repositories
- 右上の検索窓で Spock を入力
- 一覧に Spock Framework Enhancements が出るので、選択して右クリック-> Download and Install
- Close
- Apply再起動(多分)
自動保存
keyword:save files automatically
- Settings -> Appearance & Behavior -> System Settings -> Synchronization
- 4つのチェックボックスを全てonにする。
- save files automatically if application is idle for の数字は「何秒間操作がなかったら自動保存するか?」
- Apply
保存したら自動でコンパイル
keyword:Make project automatically
- Settings -> Build, Execution, Deployment -> Compiler
- Make project automaticallyのチェックボックスをonにする。
- Apply
テストの起動高速化
keyword:EditConfiguration
- Run/Debug Configuration -> Defaults -> JUnit -> Before
- Makeを削除する。既にあるテスト実行系(All HogeProjectやHogeTestのようなもの)は削除する。
- 「Make, no error check」にを追加する。
- OK
Ctrl(Command) + マウスホイールでエディタの拡大縮小をする。
keyword:Change font size
- Setting -> Editor -> General -> Change font size(Zoom) with ... のチェックボックスをonにする。
- Apply
Spock1.0でBDDとレポートが進化している! #gadvent
はじめに
これはG* Advent Calendarの2日目の記事です。今日はSpockの新機能について書きます。明日はRyotaMurohoshi さんの「初心者でも】やろうぜGroovy!〜Web APIたたいたり、レスポンスの中身確認したり、データを保存したり〜編【今すぐ使える】」です。
概要
2014/12現在、最高のユニットテスティングフレームワークであるSpockの次のメジャーバージョンである1.0の機能を紹介します。 BDDを強力にすすめるためのアノテーションと、最高にクールなテストレポーターが実装されました。個人的には本当に本当に素晴らしいリリースです。 はやくこい!!!!!
続きを読むGradleを入門する方法から更に知る方法まで #gadvent
はじめに
これはG* Advent Calendarの1日目の記事です。今日はGradleの勉強方法について書きます。明日はid:kyon_mm さんの「Spock1.0でBDDする」です。
概要
GradleというGroovy製のビルドツールが最近人気になってきていますが、なにを参考に勉強するのがよいのかをここで示します。社内で広めるときの参考にしていただければ幸いです。
続きを読むGradleの最新版を簡単に使う方法
Gradleの最新を使いたい
Gradleは素晴しいビルドツールで、インストールも簡単です。でも、成長がはやいので、いったい何がGradleのトレンドなのかわからなくなることも最もです。また、Gradleのバグが直っている可能性を考えると最新版を使いたくなります。
つまり、僕が一番使っているGradleのバージョンはmasterブランチなんですよ。実は簡単に使えるので、紹介します。
最新版を利用する準備
次のツールがインストールされている前提です。
- gvm / posh-gvm
- JDK8
- git
gvm install gradleでgradleをインストールできます。基本的にgradle.orgでリリースされているものが使えます。でも、それでは満足できないです。ということで、次のコマンドを実行しましょう。
git clone https://github.com/gradle/gradle.git cd gradle sh ./gradlew install /path/to/gradle-master # もしくは gradlew.bat install /path/to/gradle-master gvm install gradle master-version /path/to/gradle-master gvm default gradle master-version gradle -v
これで、あなたの環境ではgvmで最新版のGradleとリリース済のGradleを利用することができます!!
一行ずつ解説しましょう。
- git clone https://github.com/gradle/gradle.git
- Githubからgradleをクローン
- cd gradle
- ディレクトリを移動
- sh ./gradlew install /path/to/gradle-master, gradlew.bat install /path/to/gradle-master
- gradleをビルド gradleはgradlewrapperという機能によって、gradleがインストールされていなくてもgradleを実行することができます。(実行時に必要なgradleをダウンロードしてきて利用する)
- gvm install gradle master-version /path/to/gradle-master
- gvm install fooBarとすると、普段はgvmが管理しているバージョンのみがインストールできますが、gvm install toolName customVersion toolpathとすることで、任意のバージョン名でローカルにあるツールをgvmの管理配下に追加できます。
- gvm default gradle master-version
- デフォルトで利用するgradleのバージョンを先に指定したmaster-versionにします。
- gradle -v
- gradleのバージョンが2.3.xxxx などと出ることを確認します。
まとめ
Gradle masterブランチを利用するためにビルドツールをインストールする必要もないし、gvmでリリース済のものと簡単に切り換えられます。前衛的にGradleを使い倒しましょう。
Gradle徹底入門 次世代ビルドツールによる自動化基盤の構築
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Gradleの最新動向を紹介しました #jggug
Gradle本がでます。
日本人著者による日本語のGradle本がでます。僕が知っている中では最も深く突っ込んだ内容でいて、幅も広い書籍です。ぜひお手にとることをオススメします。やたらとレビューしました。
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発売記念を兼ねたGradle勉強会でLTしました。
JGGUGでGradleのハンズオンを行なってくれました。内容的にはGradleの概要、Gradleのタスクを作ってみる、Gradleのプラグインをつくってみるというもので、とてもわかりやすかったです。
僕はつい先日リリースされた2.2-RC-1のリリースノートおよび、次期バージョンである2.3のリリースノートを要約した感じのLTをしました。
Gradle2.2によって、利用するライブラリを一括してなんらかの制限や選択ルールを追加できるので、巨大プロジェクトでも利用しやすくなってきています。これはおそらく、Gradlewareの実業務とかからんでいそうです。
2.3ではANTLR3, 4対応が今のところメインですが、まだまだ開発中ですので、みなさんで新しい機能をpull reqしてみればいいと思います!!!
ちなみにスライドはemacs + org-mode + ox-reveal(reveal.js for org-mode)で書いています。