テスト仕様書がExcelで何が悪い
僕もExcelでテスト仕様書を書くのは嫌なときがあります。全員OrgMode使えば幸せなのに!!!って何度思い、CucumberのフィーチャファイルはOrgModeから書けないという点をのぞいてすばらしいとか思っています。
でも、Excelのテスト仕様書をすごく嫌う人って、たいていはその人が使っているフォーマットがすごく気に食わないだけな気がしています。
なんでそう思うかって言うと、「さぁテストケースを書いて僕に見せてよ」とか言うと、8割くらいのひとはスプレッドシートをつかっています。(僕の勉強会観測範囲)その人たちがExcelのテストドキュメントをいやがっているかどうかは未だにわかっていませんが、結局使いやすいから使っているんじゃないでしょうか。
なので、「こういったフォーマットがいやだー」っていうのはわかるけど、でもスプレッドシート使いやすいんでしょ?とか、じゃあ、きれいなテストドキュメントをどうやってお前なら大量に抱えてレビューしやすくしてくれんのよ。っていうのに回答する気がないなら、Excelを責めるのはちょっと控えた方がいいのではないでしょうか。かわいそうです。
Excelを方眼紙的にデザインしてこう使いにくくするとか、VBAというすごいけどちょっと扱いに困る言語とかいろいろあるとは思うんですけど、いいフォーマットを提案するところから始めてみては!!!とかよく思います。
個人的にはいいスプレッドシートの使い方勉強会とか、テストドキュメントの書き方勉強会とか、仕様書の書き方勉強会とかあったらうれしいなーってよく思います。あとREADMEとかユーザーガイドとか、API仕様書とか。
クソだっていうのは簡単だし、大切な場面はたくさんあるけど、じゃあ何がいいんだろうってまじめに考えるのも大切だよねーっていう。