Nagoya.Testing を開催しました #NagaoyaTesting
2/26に@kumagiさんをキッカケにしてNagoya.Testingというイベントを開催しました。
Nagoya.Testing自体はテストと言われるものに対する包括的なイベントにしようと思っています。開発ドメインやテストタイプやテストレベルなどなどを問わずに毎回やりたいことをやるイメージです。
そして4/6に@ugaya40さんをキッカケにNagoya.Testing #2 in Tokyoを開催してきました。
どちらもメインは「テストプロセス入門」のハンズオンになりました。
どちらのテストプロセス入門でも参考書籍になるのはこちらの「マインドマップから始めるソフトウェアテスト」
- 作者: 池田暁,鈴木三紀夫
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2007/06/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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Nagoya.Testing #1
開催を急に決めたのですが、TEFやJaSSTでご活躍なさっているKENさん、@MasaoAprilさんに当日の演習でサポートいただきました。ありがとうございました。
会場はエイチームさんでした。ありがとうございました。
Togetterはこちら
「Nagoya.Testing #1 #NagoyaTesting - Togetterまとめ」
Ustreamはこちらです。
「USTREAM: Nagoya.Testing: .」
アイスブレイクでの事件
StartupGroovyの頃からアイスブレイクを導入したのですが、この日はいわゆる #なごやこわい な方々がいらっしゃっていて驚愕の回答をいただきました。
きょん「何をしているときが一番楽しいですか?プログラミング、デザイン、マネージメント、仕事でも普段の事でもいいです。」
某テーブル「自分は最近Webアプリが〜〜〜」
#なごやこわい テーブル @bleis @mzp @keita44_f4 「型を考えているとき!」
まぁいろいろ盛り上がりました。
午前は講演、LT
午前中は講演やLTです。
僕がTDDについてということで40分程話させてもらいました。
スライドはこちらです。
LTは三本立てで次のお三方にお願いしました。
@mzpさん:証明プログラミングについて
@MasaoAprilさん:自己紹介
@pocketberserkerさん:TDDの研究経過発表
午後から演習
午後からはあるWebアプリに対してテスト戦略からテスト報告までをしてもらうハンズオンになりました。
まずみなさんが考えるテストについて発散してもらおうと思って、テストポジショニングマップをやりました。
その後にテストプロセスの各フェーズの簡単な説明をしたあとで、Webアプリの画面イメージを渡して、プロジェクト背景などは軽く口答で説明したうえでスタートしました。
画面イメージのスライド
http://www.slideshare.net/KyonMm/function-list
アプリに対するドキュメントは画面イメージくらいにしたので、基本的には参加者が「足りない」と思った情報をどんどん僕に聞いてくるスタイルにしました。
どんなテストにするかというのは参加者に決めてもらうというスタイルです。テスト戦略や設計にはマインドマップ推奨でやりました。
イメージとしては「今日の18時までにリリースするのでそれまでに問題品質かを判断できるテストをしてほしい」といったものでした。
テスト戦略でつまずいたり、テストの事前条件とテストの前提条件でずれていたり、GoogleDocsでテスト仕様書を同時編集したり、ブラウザバックのテストを考えたり、データをキャプチャしてRubyスクリプトで大量データ投入したり、使われているWebフレームワークのバグを探しにいったり、管理者を襲ってパスワード手に入れようとしたり。。。
いろんなグループがいました!!!
うまくリードできなかったのですが、みなさんとても素早くテストを設計していて本当に勉強になりました。
参加者さんブログ
「Nagoya.Testing に行ってきた #NagoyaTesting - 日々常々」
「Nagoya.Testingに参加 #NagoyaTesting - pocketberserkerの爆走」
「Nagoya.Testingに参加しました。 - プログラムはじめました。」
Nagoya.Testing #2
こちらもかなり偶然でイベントをやることになりました。
@ugaya40さんに「きょんさんにテストの話を聞いてみたいです!」と言われたので「お、やりますか!」となり。
ちょうどその頃JavaOneTokyoで発表があったのでちょっと時間があいていました。ということで、まぁ5人くらいで集まってルノアールとかでやればいいのかなぁーって企画しました。
空いている時間が平日昼間だったのですが、まぁ@ugaya40の都合以外ボトルネックがないのでいいかーということで、こくちーずたてたら1日で定員の20名がうまってしまい。。。
いや、ありがたいんですが、ビックリでしたw
会場はヴォヤージュグループさんのアジトでした。初めて使用させてもらったのですが、とっても綺麗でよかったです。本当にありがとうございました。
午前はテストプロセス入門
午前中にテストプロセスについてのセッションを行いました。
スライドはこちらです。
午後から演習
午後からは前回と同じ課題にしました。
ただし、前回よりも具体的な状況や軽微なドキュメントを用意しました。
バリデーション仕様、画面遷移図
「Nagoya.TestingDocument - Google ドキュメント」
プロジェクト背景
「https://github.com/toshi-kawanishi/nagoya-testing-2/blob/master/project_background.md」
前回よりもテストプロセスについて説明をした分、参加者の理解と実践に少し溝が出来てしまったのがちょっと難しいなって思いました。
とくにテスト戦略で機能と目的をそれぞれ導出するときになれていないのがよく見えました。
ここは僕もなやみどころなのですが、もう少し「セキュリティ的なバグを見つける」とかに特化させたほうがやりやすいのかもしれませんし、シナリオテストをつくるという方法を提案したほうがやりやすいのかもなぁと思いました。
グループのアウトプットを見ていると、GoogleDocsを使っているところや、マインドマップをうまく使えているところもありました。機能やユースケースを記号化してテストケースをつくっていたチームがあって「おー、テストになれているな」って思いました。
もう少しテストケースを綺麗に見ていけるといいのかなぁと思いましたが、BootCampというわけでもないし難しいですね。
Keep | Problem | Try |
---|---|---|
テストに対する関心の継続 | コミットメントに対する意識 | ファシリテーション |
発散したりせず主催の思惑通りにテスト計画を立てて行えた | うさみみが外れたりずれたりすると支障が出まくり | 今後も主催の意図をくみ取りテストの行間を読めるようになる |
発散していたところはそれはそれで面白そうだった | ドレスコードのうさみみを持参したけれども使わなかった | とことん発散 |
東京人は暇 | テストクラスタが班にいない時のファシリテーション | 今後も東京で開催 |
テスト設計の座学と実践 | スライドに照明が当たって、若干見にくい所があった | 特注のうさみみ |
会場の規模、状態が良かった | スライドが見えづらかった | うさみみ持っていかないか持っていったら使うかのどちらかに |
テスト設計についての勉強会開催 | ハンズオンの際に課題内容の情報が少なかった | (業務機密をぼやかした範囲で)実例紹介 |
テスト設計についての書籍紹介 | テスト有識者なしのテーブルでは議論が発散しがち | 課題を元に自分なりのテスト戦略を書いてみる |
頼もしいTA | チームによって学べることの大きさに差がありそう | 東京でのNagoya.Testing2回目開催 |
テストの学習 | 終わった後疑問点についてしっかりと聞ける時間が欲しかったかも | また東京で! |
会場綺麗 | テスト戦略以下セッション内容の理解度不足(予習を殆どせずに臨んだ(ので突っ込んだ議論、質問等はそこまで出来てなかった感が個人的にはあった)) | 全体の懇親会やりたかった |
随時議論できる場がある | うさみみの『ろくろ写真』を撮り損ねた | サポートしてくれる方が各チームいるといい |
4人1チームでのワークショップ | 時間が足りないせいか、最初のセッションから全体的にペースが早かったかも | 今後も東京でこういうイベントを! |
何よりもあの空気! | 自分の事前準備が明らかに足りてない。前提知識とか。 | 書籍を購入(まずはマインドマップから始めるソフトウェアテスト) |
(チーム・各個人で)疑問点等をその場でぶつけ、議論し、一定の対応策を取れていた | 有識者がいないと発散が止まらずぐるぐる。。。 | 講演資料に出て来たキーワードを調べて理解 |
初期の段階でチーム間の合意が取れていて、作業分担が出来、スムーズに事が進められていた。 | テストに関する手法、範囲、関連性について情報を自分なりに整理 | |
RedBull++;; | 是非とも東京開催第二段を。 | |
会場最高 | 本読む。(自分) | |
可能ならSCMBCのときのように、ファシリテータが各テーブルにいてくれたら。 | ||
とりあえず担当製品のテスト戦略策定をやってみる。 | ||
自社内でのテスト勉強会開催。 |
参加者さんブログ
「Nagoya.Testing #2 in Tokyo に参加してきた #NagoyaTesting - Shinya’s Daily Report」
「Nagoya.Testing #2 in Tokyoに参加しました #NagoyaTesting - THE BLUE NOWHERE」
「mike、mikeなるままに…: #なごやこわい #うさみみ NagoyaTestingに参加してきた。」