うさぎ組

ソフトウェア開発、チームによる製品開発、アジャイル、ソフトウェアテスト

2014年に読んだ技術系の論文で良かったもの(大体ソフトウェアテスト) #swtest_jp

概要

2014年に読んだ技術書で良かったもの - うさぎ組にて、「どんな論文読んでいたのですか?」と聞かれたので、今年読んだ良かった論文を紹介します。下記で紹介していないですが、ICSEの論文はオープンなものが多いので出来るだけ読むようにしています。

テストを評価する

テスト戦略

テストツールアルゴリズム

設計

まとめ

Java界隈いいな。

2014年に読んだ技術書で良かったもの

概要

新刊にかぎらず、今年読んでいて「あー、良書だなー」って思ったものをあげています。これ、ダメじゃないの?とか、あー、やっぱりこれいいよねっていうコメントもらえると嬉しいです。

基本は、.NETにおけるWeb APIやFW開発でQA * POな人が思う良書です。今年は技術書より論文、言語仕様書、実装を読んでいることが多かったので、去年の半分の30冊くらいしか読んでいないかな。

開発チーム系

Cloud Service系

Web系

テスト系

ツール

フレームワークとかアプリケーションの設計

.NET系

BDD, 要求分析, 要件定義

ソフトウェア開発全般

並列、並行処理

週刊ソフトウェアテスト 2014-51 #swtest_jp

前書き

ソフトウェアテストにまつわるニュースを週毎にお届けする記事です。内容はid:kyon_mmの独断と偏見です。オススメの記事があるときや、質問などなどはコメントや@kyon_mmにご連絡くださるとうれしいです。 ハッシュタグ #swtest_jp でソフトウェアテストに関する事をツイートしてくださるととてもうれしいです!(なにかの紹介でも、議論でも、質問でも!

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アジャイルでもWFでも共通する「開発やテストのモデル」-全てのソフトウェアテストを再定義する- #SWTestAdvent

はじめに

これはソフトウェアテストあどべんとかれんだー 2014 の17日目の記事です。

id:a-suenamiテストとは開発プロセスそのものである #SWTestAdvent - assertInstanceOf('Engineer', $a_suenami)で僕が考えているモデルについて紹介してくれていたので、ざっくりとですが僕の方から「現状の僕が捉えているソフトウェア開発。そしてテスト。」について紹介します。これはここ数年における僕の最高傑作とも言えるコンテンツに関するエントリです。(言いすぎだ

概要

言い過ぎればプロダクト開発というものは「Define, Build, Explore, Measure」という活動から成立していると言えます。これに知識や手法やプロセスをあてはめると「何をやるべきか」「何が足りていないか」がわかりやすくなります。この記事ではそういった開発やテストを話すときのベースとなるモデルを提案しています。

これに名前をつけてからになるけれど、これに関して講演や書籍執筆など、どんどんアウトプットできたらなーって思っています。ご興味ある方はご連絡いただければ嬉しいです。

kyon.mm at gmail.comまで。

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Webアプリケーションのパフォーマンステストを勉強する方法 #SWTestAdvent

はじめに

これはソフトウェアテストあどべんとかれんだー 2014 の14日目の記事です。

明日は id:kokotatata さんです。

概要

パフォーマンステストを入門するための情報を紹介します。発端は@ryushi さんが次の記事でなにやら不思議な言及をされていたというところです。

正直に申し上げて負荷テストって恐ろしく難しい種類のテストなんですけども、特にその難しさについては書いていませんので、きっと名古屋辺りのうさぎさんが補足資料を提示してくれるでしょう。よろしくお願いします。

注意

ここにあるのはkyon_mmの私見です。なので、「なに、こいつ大げさだな。。。」とか思ったらコメントで「それはお前が勉強不足だからで、世のエンジニアの感覚と違います」とか書いてください。温度感重要です。

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週刊ソフトウェアテスト 2014-50 #swtest_jp

前書き

ソフトウェアテストにまつわるニュースを週毎にお届けする記事です。内容はid:kyon_mmの独断と偏見です。オススメの記事があるときや、質問などなどはコメントや@kyon_mmにご連絡くださるとうれしいです。

ハッシュタグ #swtest_jp でソフトウェアテストに関する事をツイートしてくださるととてもうれしいです!(なにかの紹介でも、議論でも、質問でも!

kyon_mmの意見

id:pocketberserker, id:bleis-tiftなど弊社メンバーが中心に開発をすすめているF# のテスティングフレームワークにおいて「複数assertの結果を持つ(失敗しても次のassertを実行する)」という機能はすばらしいですね。ちなみにこのアイディア自体はAssertJにて「Soft Assert」という概念で実装されたのがテスティングフレームワークやライブラリとしては初めてだという認識です。AssertJの実装は結構アレなのですが、彼らの場合はよりスマートですね。テストのためにASTやコンパイラ技術や型システムは重要な位置を示しています。SpockもAST技術の権化みたいなところありますからね。

MSDNマガジンで「非同期プログラミングの単体テスト」の方法について解説されていました。なかなかこういった記事がまとまっていることはないので、とてもうれしいですね。重要なのは、こういったコードをレビューできる人間でないと、統合テスト以上で「非同期に対する十分なテストを設計できる」と言えないといったことではないでしょうか。もしくは「統合テストでは無理だから、単体テストでこのような設計をすべきだ」とするところですね。 これが「テストによる設計の変更」と言えるでしょう。

また、先週は「ソフトウェアテストの初級者向け合宿イベント」であるWACATEが開催されていました。本記事でもいくつかスライドを紹介させていただきました。半年に一度なので、次は来年の夏ですね。

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テストをテストする方法-ミューテーションテスト- #gadvent

はじめに

これはG* Advent Calendarの12日目の記事です。今日はミューテーションテストについて書きます。明日はid:nobusue さんです。

概要

PITというツールの紹介です。「Javaプロダクトコードを機械的に変更してからテストを実行したときに、テストはそれを検知できるのか?」ということを調べてくれるツールで、SpockのテストやGradleからの実行に対応しています。

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